2014年02月02日

玄翁(げんのう)

久々の休日。
正月以来です。

午前中は雨だし昨晩呑み会だったしで
少しゆっくりな朝寝坊。

午後は道具の手入れ。

昨年末、玄翁(かなづち)が折れてしまってそのままになっていたので
入れ替えです。

大工の使う玄翁は柄の部分と頭の金属部分は別々。
自分の好みで長さや握りを調整します。

柄.jpg

今はこうした、柄が売っているのでだいぶ楽。
凝っている頃は棒を一から削って作ってました。

幸三郎.jpg
頭は『幸三郎』さん。
日本でも数少ない鍛冶師。
今では打っていないため、希少価値も付いています。

鉋やノミで少しづつ削り、
柄と頭を入れていきます。
あまり緩くしてしまうと使っていて頭が飛んでいってしまいます。
細心の注意が必要。

“イケル”と思ったら
迷わずに根元まで一気に入れ込みます。

柄入れ後.jpg

これから当分の間、毎日お世話になる玄翁。

手になじむようにさらにペーパーをかけていきます。

カーブ.jpg
持ち手の方から見た感じ。

好みになってきますが
僕は少しカーブしていたほうが使いやすい。
この辺は自分で手にしながら
釘を実際に打ってみながら
シックリくるまで調整かけます。

時間かけて作っただけあり、
今回も納得の行く一本に仕上がりました。


posted by 棟梁 at 21:59| Comment(0) | 大工のこだわり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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