2011年11月23日

木材のできるまでpart2

昨日の記事の引き続き、
製材所の見学について。

向かったのは「富士木材センター」さんのお隣にある、
「富士ひのき加工共同組合」さん。
富士桧加工所.jpg
いつも土台や柱でお世話になっているところ。

実際に加工しているところは初めて見ます。

まずは皮むきから。
皮むき.jpg
皮をむきながら、細い方(末口と言います)の直径も同時に計っているそうです。

角.jpg

次は早くも“角”にします。
先ほど計った直径をもとに取れる最大の大きさの柱にしたり
小さいものは母屋と言った少し小ぶりの角材になります。
一本単価が高いので取れるギリギリを狙って
少しでも大きな角材にする努力をしているそうです。

余った材も無駄にはしていません。
チップ.jpg
3種類の大きさの“チップ”に分けられ、
それぞれ、畑の肥料になったり
猫のトイレ用のものになったりと
ほぼ100%活用しています、スバラシイ!

お次は乾燥。
ここでは珍しい、『低温乾燥』を用いています。
何が良いって??
乾燥は「天然」「低温」「高温」と分けられます。
「天然」最高級。じっくり時間をかけて天日干し。
「高温」は早くに乾きますが“木”本来のニオイや色味が失われます。
「低温」は両方のよいとこ取り。
低温乾燥.jpg
色や香りは残しつつ、10〜15日くらいで充分な乾燥ができます。
その機械が5台並んでいます。
さらにもう一機増やすようです。

乾燥したらもう一度寸法を合わせ、
強度を測り、含水率もチェックし、
私たちの手元に届けられるようになります。
製材.jpg

なにげなく使っている木ですが
多くの人の手間がかかり、
気持ちがこめられていることを知ることができました。

今まで以上にもっと木を大事に使っていきたいのと同時に
「地産地消」を心がけたいと思った研修でした。

posted by 棟梁 at 00:00| Comment(0) | 大工のこだわり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月22日

木材のできるまで

普段なにげなく使っている「木」が
どのようにして流通しているかを知る研修に行ってきました。

場所は富士。
ということは、紬の家の「土台」や「柱」で使っている
“富士ひのき”

最初は山の仕事。
富士市の市有林に移動し、見学。
伐採.jpg
きこりさんが3人でチェーンソーを巧みに操り
上手に倒していきます。

倒した木は
グラッパー.jpg
この“グラッパー”と言う機械である程度まとめられます。
そしたら運び出し。
運び出し.jpg
名前は忘れてしまいました・・
これに乗せられ、大型車が入ってこられる林道まで運び出します。

森は密集した「暗い森」から「明るい森」へ
変わりつつありました。
明るい森.jpg

トラックに詰まれた丸太は「富士木材センター」の“土場”へ集まります。
土場.jpg

荷降ろしをして
荷卸.jpg
“選別機”といわれるこちら、
木の種類、太さ、長さをキッチリ仕分けしてくれます。
選別機.jpg

今日は特別、『入札ごっこ』をやらせてもらいました。
決められた木の値段を入札してみます。
自分が思った金額よりはるかに安い金額で取引されています。
木材センターの方は
「皆さんがお客さんならばとっても助かるんですが・・」
なんて笑っていました。

杉の丸太.jpg

(仮に)僕が落札した丸太。
本当の卸値の倍以上で買い取り(笑)

続きの製材所はまた後日。
posted by 棟梁 at 23:44| Comment(0) | 大工のこだわり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月12日

すきま風がないように

サッシの廻りの話。

熱が逃げてしまったり、逆に冷たい空気が入り込んでくるところは『窓』

そのために現在は“ペアガラス”が当たり前になってきました。
とっても良いこと。

しかし忘れがちなのは「サッシと躯体のすきま」
他の壁にはさまざまな断熱材で熱を止めたり入ってくるのを防いだりしているのに
見落としていることが多々として見られます。

それはこんな所。
窓周り.jpg

隙間を作らないため、ウレタンを吹き込みます。
膨らんでくれるので、キッチリと埋めてくれます。

さらに。
窓枠周り.jpg

窓枠をつけた後にももう一度同じ作業をします。
念には念を入れて!

この後、壁を貼ってしまえば見えなくなってしまうところですが
だからこそ、今のうちにしかできないこと。


とっても細かいところだけれど
きっとこんな隙間から「すきま風」が発生するんです。
posted by 棟梁 at 21:07| Comment(0) | 大工のこだわり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月15日

木をもっと使おう

先ほど県内ニュースを見ていたら
草薙体育館ができるらしいですね。

設計は都内の設計会社。

まあ、それは良いとして
中身。

県産材の杉や桧を壁や天井に取り入れるらしいです。

国の方向性が今、そうなりつつあります。

公共性の建物には積極的に
木を使うことになっています。

良い流れです。

ようやく木の良さをわかってくれた感があります。

公共の建物だけでなくいろいろな建物に
木を取り入れてくれるようになったら
こんなうれしいことはありません。

一大工として。

posted by 棟梁 at 20:29| Comment(0) | 大工のこだわり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月05日

道具の手入れ

昼間は暖かいですね。
ひなたぼっこ、最高ですね。

と言うわけで、図面に忙しく、
道具の手入れを最近していなかったのも気になっていたので
今日はひなたで鑿(のみ)を研ぐことに。

刃物は切れてなんぼ。

いつ使っても良いように
また、リフォームの時、
刃先を釘に当ててしまってもいたので。


一本一本、神経集中させて研ぐのですが
図面の時とはまた違った集中力が必要です。

荒砥石でおろした後、仕上げ砥石でキラキラにします。
今日は幅が違うものを10本。

また次回は鉋(かんな)の刃も研いでおかなくては。
posted by 棟梁 at 21:39| Comment(0) | 大工のこだわり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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